社会人として仕事にやりがいを求めるのは当然だ。だがママさんとなると少し事情が変わってくる。男女平等と言われる現代でも家庭の事をする割合は妻の方が多いため、働くママさんの多くは家事や子育て等の家庭を仕事を両立させる必要があるからだ。
両立できてやりがいもあるのが一番だが、多くの場合両立か仕事のやりがいのどちらかに絞った方がスムーズに行く。例えば仕事に焦点を当てるのであれば、家や子供に関しては誰かに頼んだり公共のサービスを上手に利用すると良い。逆に家庭に焦点を当てるのであれば、時短や派遣、内職等自分のペースでできる仕事を選ぶと良いだろう。
家庭を選んだら仕事にやりがいがないと言うわけではないが、責任が伴いやりがいのあると言われる仕事は家庭を優先した人に割り振られないケースが多いのは確かだ。では家庭を優先する人の仕事はやりがいがないのかと言うと、そうではなく人によっては両立しながらも仕事に満足している人はいる。
具体的には内職において、自分の好きな事をする事でお金を稼ぐ人が多い。例えば手芸が好きな人は自分の作品をネットで売ったり、文章を書くのが好きな人はライターとして自分の文章を売る人もいる。
また派遣においても経験を積む事により、短期でもスキルアップさせてくれる派遣会社は多くある。
さらに職業でいうと女性が主力となっている介護職も挙げられ、活躍している介護職の中にはママさんも多い。ママさんが働きやすい環境が整っているところもあるだろう。
このように限られた時間の中でも自分のできる事を明確にして社会と接する事で、期待以上の評価を得てやりがいを感じる事は可能なのだ。